パチンコやパチスロに関する攻略情報や必勝法は多く出回っています。
そんな情報がたくさん出回っている昨今で、その情報を得た人達のどれほどの人が実際に収支をプラスに転換できる様になったのでしょうか?
その数は、おそらく半分、いや、もしかすると1割にも満たないかもしれません。
これがパチスロのみならず、世の中の実情だと私は思っています。
その原因は、もちろんその情報自体に問題がある場合もあると思います。
しかし、実際には、その情報を得た人に問題がある場合がほとんどです。
なぜ多くの方が勝てる情報を得たにも関わらず負けてしまうのかというと、多くの方はその情報を鵜呑みにし、実際に自分でその情報について実験・検証しないまま、自己完結してしまう方が非常に多いからです。
これではいくら良い指導者が現れたとしても、その人本人は全く進歩せずにいつまで経っても負けを繰り返してしまいます。
これは、パチスロのみならず、多くのことに共通しています。
学校の勉強や部活動、仕事や習い事、これら全てにおいて自己における実験・検証というものは非常に重要な要素を占めていま す。
もちろん、情報を得ることはパチスロで勝つ為には、重要な要素です。
しかし、情報を得た後にそれを実際に実験・検証して自分の中で確かなものにするということの方が、それよりも重要なこととなっています。
例えば、攻略本にこういう状況のときは○回転辺りが引きやすいと書いてあったとします。
その後、それを実際に自分で試したところ、10回中2回しかその通りにならなかったとします。
その時、多くの方は、攻略本に書いてあることなので、そんな結果が起きていることにも気が付かず、また同じ方法を繰り返し、ただ負けを増すという結果を招いてしまいます。
また、オカルトだと言われていることを実際に試した所、10回中7回、本当にその通りになったとします。
しかし、多くの方はこの時、オカルトだというと先入観がある為、それが例えオカルトだと言われていようがいまいが、実際に勝率の高い攻略法だという事に気が付かなかったりする事もあるかもしれません。
このように、パチスロで勝つ為には、『実際にその方法を試した時にどれだけの勝率を上げられるのか?』ということを自分で認識し、その情報を自分の中にドンドン蓄積させて行く事が、非常に重要な要素となってきます。
その時に実際に自分で経験して得た新たな情報の勝率が高いのならば、それがオカルトだろうがそうでなかろうが、それらは関係のないことになります。
これが、パチスロで勝つ為には、最も重要な経験則というものになります。
この経験則は、他の誰がなんと言おうが、あなたの中では確かな事実として裏付けされているので、そのことについて、他の人のいうことを聞く必要はありません。
また、その経験則を他の人がやっても同じ結果になるとも限りません。
そもそも、パチスロは相手が機械であっても打っているのは人間なので、波に個人差が出ます。
同じ人が長時間にわたり同じ台を打っていると、その台に癖がついてしまうことがあります。
例えば、設定6であっても同じ人が長時間にわたり緩やかなマイナス波を作ってしまうと、この台は、設定6なのにも関わらず、15000回転ほどプラスに転じないということも起きたりします。
また、逆にほとんどハマらずに一日中出っぱなしになることもしばしばあります。
これは、世間一般的に見ると根拠がないので、オカルト的な分類に入ると思いますが、私の経験則から判断すると、こう言った現象は、確実に存在していると言えることです。
何よりも決定的な事実として、過去の体験例を見て、自分が打っている時には、ほとんど起きた事のない波で、うちの嫁が頻繁に出すという現象が私の中での裏づけ根拠となっています。
正直、私と嫁は、出だした時の波が全く違う出方をします。
もちろん私の想定内に出ることの方が多いのですが、自分がやっていてもその波は、見たことがないというような出方(ボーネスを引くスパンとコインの増減時間)をする事があります。
そういう事実をもう10年程見てきていると、私の中での経験則として、『打っている人によって、出方は変わってくる部分がある』という結論に至っています。
このように、数的根拠がないことでも、実際に何年も何十年も続けていると、それなりのデータが頭の中に蓄積されて行くので、オカルトとかそういうことは関係なく実証に近づくことがあります。
これが、個人の経験則というものです。
ですので、データとかオカルトだとか関係なしにパチスロで勝つ為には、経験則が絶対的に重要な要素を占めていると私は考えています。